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・沖縄平和賞 概要
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・非核宣言集 | 与那城町
与那城町 「非核宣言」
今日の世界情勢を見渡した場合、軍備増強に伴う戦争への危険性が日々高まりつつあります。 ことに去る第二次世界大戦において原爆の被害を被った我が国は世界でも唯一の被爆国であり”核”の恐ろしさを身をもって体験している国民として核の廃絶を願う気持ちは切なるものがあります。
しかるに国際環境は”核”戦争の懸念があり誠に憂慮に耐えません。
第二次大戦において戦場となった我が沖縄県は、ことのほか戦争を拒否する思想を堅持しております。
あの恐ろしい”核兵器”の破壊力を思うとき、一日も早く核兵器がこの地上からなくなる日を願うと共に、核廃絶への方向が一段と前進することを心から希望するものです。
我が与那城村民も、平和を願う諸国民と共に核廃絶への決意を固め、ここに声を大にして非核宣言を行うものです。
昭和57年/1982年7月1日
与那城町 「平和宣言」
与那城町民は、第2次世界大戦、太平洋戦争等で一千七百名余の尊い人命を失った今なお残る遺族等の心の痛みと、生き残った人々の教訓として、今後、二度と戦争を起こさない、起こさせないとの不戦の決意を表明する。
この美しいふるさとの現在には、その礎となった幾数十万の人々の悲痛な叫びの歴史があったこと、貴重な文化遺産を失ったことをわたしたちは語り継がなければならない。日本で唯一の地上戦を体験した沖縄から、将来を担う子供たちへ平和の尊さを又、国際的にも日本国憲法の平和主義の遵守を訴え、平和を希求する一万三千余の町民の意思として、戦後五十年の節目の時に、過去をふりかえり、「命ど宝」の思いを広め、二度と戦争を繰り返してはならないことを訴えるとともに、未来の礎となることを、わたしたちは今、ここに宣言する。
平成7年/1995年6月30日
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